伝統芸能traditional culture

テーマ 内容
謡・仕舞、囃子(能管・鼓など)
長唄 長唄三味線、篠笛
三曲 箏、地歌三味線、尺八
舞踊曲 日本舞踊、地唄舞
伝統文化パフォーマンス 落語、茶道、書道、華道

伝統芸能の専門家の協力を得て、 5つのジャンルで、12種の芸能・文化を提供できます。
その他にもテーマに応じたご提案が可能ですので、どうぞお気軽にご相談くださいませ。

講演テーマ

1.能(のう)

室町時代から650年続く、日本を代表する芸能です。 ユネスコの無形文化遺産にも登録されています。 能(のう)と狂言(きょうげん)を合わせて「能楽」と呼ばれています。

謡・仕舞(うたい・しまい)

能の声楽部分が「謡」です。せりふにも独特の節回しがあり、せりふも含めて声によって謡われるもの全体を「謡」と呼んでいます。謡の発声は、腹式呼吸を基本とし、天に突き抜けるような独特の心地よさあります。謡の文章は古語で書かれているだけでなく、和歌や漢詩、王朝物語などの引用が盛り込まれているため、現代人にはやや意味が通じにくいところもあります。しかし、そうした文章と発声法や節回しとがあいまって、単なるストーリーの展開にとどまらない、詩的な趣が醸し出されているところにも、謡の魅力があります。
 仕舞は、能の一部を、着物に袴をつけたのみの姿で演じる舞です。

囃子

能の音楽は、小鼓、大鼓、太鼓の打楽器と横笛の「能管」によって奏でられます。
特に能管は舞台上で唯一の旋律楽器で、能管特有の音色は稀有の緊張感を生み出します。
能管だけでのソロ演奏でも、迫力ある幻想的な世界観をお楽しみいただけます。

2.三曲(さんきょく)

三曲とは、「箏曲(そうきょく)」というお箏(こと)の音楽と、「地歌(じうた)」という三味線の音楽と、 尺八(しゃくはち)の音楽、これらの三つの総称です。 三つは一緒に演奏されたり、互いに音楽的な影響があるため、三曲として総合的に呼ばれています。

箏曲(そうきょく)

よく街中のスピーカーから聞こえるお箏ですが、実際の音色は全く違います。
180㎝ほどある大きな木の箱で音を共鳴させて、澄んだ優雅な音色を響かせます。
箏爪(ことづめ)をつける右手だけでなく、何もつけない左手も使って、 様々な技法で曲を創り上げることが、魅力です。
箏曲家が演奏する三味線は、地歌三味線と呼ばれています。 三味線の種類としては中竿とよばれ、深みのある暖かな音色が特徴です。

尺八(しゃくはち)

竹をくり貫いて5つ穴を開けただけのシンプルな構造ですが、 様々な音を描写できる驚くべき楽器です。
まるで、風の中にいるような気持ち良い音色を奏でます。

講演のご依頼について

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ご要望に応じたご提案をさせていただきますので、まずはお気軽にお問い合わせくださいませ!